X halfの記事を読んだ印象をつらつらと。
●フィルムカメラモード
フィルムカメラモードにはまったく興味がない。たぶん使わないだろう。せめて24枚撮りがあれば遊ぶ気になったかな?
せっかくの巻き上げレバー(違う!)は使ってみたいけど。2in1モードも興味ない。
●光学ファインダー
これが一番意見が分かれるキモだと思う。素通しのファインダーで、ファインダーの中には一切表示がないようだ。絞りもシャッター速度もISOも表示されない。
この辺りは昔のコンパクトカメラみたいで懐かしい。
ただ、今ではデジカメのEVFにすっかり慣れてしまって、露出補正の仕上がりイメージも表示されないとなると、いささか不安を感じるんじゃないかと思う。
それなら液晶パネル見ればいいと思うかもしれないが、ファインダーにこだわりたいのだ。誰だ、今ジジイって思った奴!
あと、アイポイントが短いので、メガネしていると隅まで見渡しずらいというのも気になるメガネ族。
●AEBが欲しいかも
なので、自動で露出を変えて撮影してくれるオート露出ブラケットが欲しいかも。どの記事でも触れられていなかったので、たぶん搭載されてない。
素通しのファインダーなら、露出外したくないし、この機能欲しい。ただ、通常AEBは、ノーマル、指定した補正量のオーバー、アンダーと3枚撮る。これは不便なんですよ。
あ、今のカメラのAEBがどうなっているのかは、全然触ってないので分かりませんが。
●こういうAEBが欲しい
例えば、当たりが-0.3か-0.7かわからない時に、補正ダイヤルで-0.7にしていると、AEBで-0.3/-0.7/-1.0と補正量を中心に、その前後を撮って欲しい。
こういうAEBがあれば、素通しのファインダーでも安心できるんだけど。ないなら手動でやるしかない。めんどくさい。
●縦横比
これも気になるポイント。本機では4:3のアスペクト比となっている。
フィルムカメラなら24mm:36mmで2:3となる。一眼のデジカメはこれに準じている。
コンパクトデジカメもこのアスペクト比を選択できるが、標準でセットされているのはだいたい3:4だ。これはコンデジのイメージセンサー(撮像素子)の縦横比である(本機のイメージセンサーは3:2で、わざわざ上下のデータを切って4:3にしてるとか)。
そんなわけで、一眼を使っている人より、コンデジを使っている人の方がこの縦横比はなじみがあるだろう。縦横が逆だけど、縦位置に構えればよい。
iPhoneのカメラも4:3で縦位置なので(調べてないけどAndroidも同じじゃないかな?)、X halfと同じだ。実はこのアスペクト比にしたのは、これが狙いなんじゃないかと勘ぐっている。
●近接撮影
最短撮影距離は10cm。ここまで寄ると、光学ファインダーでは視差が出るので、背面液晶を使って撮らざるを得ない。この辺りはしょうがないね。
寄ったらすなおにファインダーを捨てて液晶だ。
●焦点距離
なんでハーフフォーマットのなかった写ルンですの焦点距離を踏襲した? 32mmですってよ、奥さん!
28mmにしてよー。広角域の4mmの違いはでかい。たとえば望遠の200mmと204mmで画角が変わるかというと見分けはつかないだろう。だが、21mmと24mmではだいぶ違う。広角域の1mmは違いがでかいのだ。
28mmにできるワイコンとか、50mmにできるテレコンとかキボンヌ。
●ファイルフォーマット
記録されるファイルのフォーマットはRAWには対応せず、jpegだけ。嫌がる人もいそうだ。僕はjpeg上等。
●フィルムシミュレーション
これは大いに使うと思う。プロビアかベルビアだな。あと、たまーにコダクロームも使ってたので、どうにかなりませんかね?
フィルターもてんこ盛りらしいですが、こちらもあんまり興味ないです。あ、トイカメラだけ使ってみたい。
