FinePix XP130購入
2025/8/11に、新宿のカメラのキタムラでFinePix XP130 並品を中古で25,000円で購入した。付属品は電源アダプタとUSBケーブル。
なにしろ最近はゲリラ豪雨の頻度が高い。そこで、雨の日用のカメラが欲しかったのである。できればタフカメラ(工事カメラ)のうちで唯一ファインダーのあるLUMIX FT7がほしかったのだが、もともと売れなかったようで、弾自体が少ない。中古市場へもなかなか出てこないので、ファインダーなしの機種で妥協したわけだ。
20mの水中防水とか、僕にはオーバースペックだけど、blue toothで接続後にWi-Fi接続が自動で立ち上がり、iPhoneへの転送が楽になってる。これはありがたい。
●FUJIFILMの防水カメラFinePix XP140,XP130,XP120の違いを比較!新旧各機種がおすすめな人とは?
画質チェック
気になるレンズの性能をざっくりチェックしてみる。レンズの限界を知って運用するのは大事なことだと思っているので。
昔ならオリジナル画像を見られるようにするところだが、以下の画像はサムネイル程度である。ごめん。
歪曲収差/ディストーション
広角端には少したる型の歪曲収差が見られる。望遠側には収差は見られない。まぁまぁ良好である。
広角側
望遠側
フレア・ゴースト
フレアもスミアも出ているが、まぁ、こんなもんでしょ。
解像度
広角でしかチェックしていないが(撮影の80%以上は広角端のため)、画像の四隅はかなり流れる。中央では問題ないが、四隅は画像が引っ張られる感じだ。なかなかつらい。
これは、例えば画面いっぱいにひまわり畑が写っているような写真より、日の丸構図の方がいいということだ。ひまわり畑だと視線が隅々にいくのに対し、日の丸構図なら中央にしか視線がいかないからだ。
追記:上記の四隅が流れるというのは間違いである。下の画像の「全体」をクリックし、左右前面の画像をチェックして欲しい。明瞭さには欠けるが、ちゃんと解像している。左上がボケているのは単にピントの合う範囲より遠くだから。僕がぼけてた。
全体
中央
左上・画像が流れてる
コマ収差
点光源を撮影してチェックしてみたが、点光源がつながって楕円の光源に見えている。コマ収差云々どころではなかった。ひえー。
追記:コマ収差チェックの件だが、点光源がきちんと解像しないのは、撮像素子が小さいから、という疑念がわき上がって否定できないでいる。が、僕にはレンズのせいか撮像素子のせいか判定できないので疑念だけ提示しておく。
ボケ
あー、ボケのチェック忘れた。まぁ、大したことないよ、たぶん。
色味
ちょっと派手目の発色をして、僕は嫌いじゃない。
全体の評価
レンズについては、歪曲収差が少ないとか、発色がいいとか、いいところもいっぱいあるが、ダメなところは解像度に尽きる。もう少し頑張って欲しかった。
が、この10年ほど、コンパクトカメラというには大きなカメラを使っていたので、本当にコンパクトなカメラの取り回しの良さを再認識した。僕がコンパクトカメラを愛用していたのは、何と言っても携帯性の良さ、気軽に取り出して撮れることなんだよ。すっかり忘れていた感じあるけど、XP130をしばらく使って、コンパクトなカメラの良さを思いだしたよ。
気になるものがあったら、ささっと出してぱぱっと撮る。これですよ。ありがとう、XP130。









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