■■最後のカメラ選び■■
還付金でカメラを買おうか考えているわけで、生涯最後のカメラになるかもしれないから、ちょっと贅沢しようとか。それがこの辺りに書いてある。
最初に考えていたのがOLYMPUS PEN-Fとパンケーキズームレンズの組み合わせで、およそ17万円。PEN-Fはファインダーの出っ張りもなくて携帯性がよく、パンケーキレンズの画質もバッチリ。今使っているのが同じOLYMPUSのstylus1だという点を除けば、これで決まり! って感じだった。
まてよ、ボディじゃなくてレンズから選ぶとどうなるだろうと、迷走開始。
コンパクトカメラ編
使いたいレンズは何か? 1番はツァイスだ。最初のカメラ、CONTAX TVSがツァイスで、これと出会わなかったらその後の写真人生はなかったかもしれない。同時期にスリムT、T4といったツァイスのT*レンズを搭載したコンパクトカメラを愛用していた。
SONY Cyber-shot DSC-RX100シリーズ
さて、現在、ツァイスを搭載したコンパクトデジタルカメラというとSONY Cyber-shotだ。
無印のRX100からはじまって、RX100 M7まで発売されている。
このシリーズはM2までは28mm開始のズームのツァイスレンズ。しかしファインダーがない。M3以降、24mmからのレンズにならないとファインダーがつかないのだ。
M4以降でファインダーが強化され、現行のM7まで続く。M3からM5は24mm〜70mmの無理のないズーム。M6以降は200mmまでの高倍率になる。なので狙いはM4かM5だ、といいたいが、ワンタッチでファインダーがポップアップするのはM6以降だ。それ以前は引っ張り出さないといけない。うーん。
レンズならM5、ファインダーならM6かM7といったところ。さらに24mmなので最初に28mmにステップズームでセットする必要がある。ファインダーとレンズのセットで、写す前にふた仕事しなくてはならない。
このシリーズのスペックの比較はここがおすすめ。RX100の違いを比較|初代からRX100m7まで
Panasonic LUMIX TXシリーズ
RX100のライバル機となると、LUMIX TZ85(24mm〜720mm) 、TZ90(同) 、TZ95(同)、TZ99(同)、TX1(25mm〜250mm) 、TX2(24mm〜360mm)。いずれもライカレンズを搭載している。
撮像素子が大きいのはTXシリーズ。性能はTX2が上。ファインダーの密度がTX1の倍になっている。ただし、価格も倍の開きがある。 画質は変わらないかと思いきや、望遠端はTX2の方が上だという。FT7の経験からすると、このファインダーはアイカップがしっかりしてなくて、光漏れしそう。肝心の直射日光下で役に立たない可能性あり。
28mmを使うには、ステップズームで最初に28mmにセットする必要がある。このあたりはリングにステップズーム、後ダイヤルに露出補正といったあたりが使いやすそう。
パナソニックのコンデジ「LUMIX」全12種類のカメラを比較しておすすめモデルを紹介!
RX vs TX
TX1もRX100もファインダーが問題だ。特にRXシリーズのポップアップ式は壊す自信がある。これはいただけない。レンズではなく、ファインダーでTXの勝ちだ。
と思ったら、カメラケージなるものを使うとRX100を360°ガードすることができ、さらにこれに何か工夫をプラスするとファインダーを出しっぱなしでガードすることもできそうだ。
ということでかろうじてRX100も生き残り。ファインダー出しっぱなしでいいならM5狙いだな。
レンズ交換式編
こちらでマイクロフォーサーズのカメラについては考察してますが、結論は出ていない。
今度はマイクロフォーサーズより大きいフォーマットの、APS-C機について考えてみる。
まー、実はあんまり考える余地がないんだけども。レンズから行くとやっぱりZeissの使えるSONYとなるわけだが、携帯しやすい小さい筐体やパンケーキレンズが見当たらない。日常的に持ち歩くには不向きなんですわ。
比較的小さい筐体となると、富士フイルムのX-EシリーズやX-Tシリーズとなる。ニコンもキャノンも、フルサイズしか作ってないPENTAXもここでさようなら。OLYMPUSはマイクロフォーサーズだし、Panasonicはフルサイズかマイクロフォーサーズ。あっという間に候補がなくなる。リコーはレンズ交換型は今はなかったよね?
富士フイルムはパンケーキの夢を見るか
では、富士フイルムには小さい28mmレンズはある? パンケーキレンズとは言えないが、一応、ある。XF 18mm F2 R(換算27mm)である。定価は9万以上もするが、中古なら半値だ。
XF 18-55mm F2.8-4 R LM OISというズームもあるが、こちらはデカい。
富士フイルムのレンズは、フィルム時代にスーパーEBCレンズを使ったことがあって、コクのある色合いで、どこかヨーロッパの匂いのする描写が好きだった。いいではないの、スーパーEBCフジノンレンズ。これで行こう。
ではボディだ。小型のボディは2種類ある。X-TシリーズとX-Eシリーズだ。
まずはデザインがいいX-Eシリーズ
FUJIFILM X-E1 の仕様・スペック | かめらとデータベース / かめらと。
X-E4 / X-E3 / X-E2 の仕様の比較 | かめらとデータベース / かめらと。
E1/E2は1600万画素、E3は2400万、E4が2600万画素。1600万画素でも僕にはオーバースペックなので、どれでもOK。撮像素子が進化したり連写が速くなったりしてるけど、あんまり関心がない。いずれも手ぶれ補正はない。
操作体系はE3で十字キーが廃止されてタッチパネルになっている。操作できればどっちでも構わない。
ファインダーは直射日光下で目に光が入って画像が見えないことがあるというので、Eシリーズ、お前もか、ってなってる。これはいけない。
大きさも重さもちょっとしか違わない。誤差の範囲だ。フィルムシミュレーションの違いの方が大きい。が、これもプロビア、ベルビア、クラシッククローム辺りが使えれば文句はない。フィルム時代、8割プロビア、2割ベルビア、たまにクロームだった。E1にはクラシッククロームがない。ま、いっか。
あ、もうE1でいいや。あとは予算の許す限り最新型ってところかな。おっと、E2まではフラッシュ内蔵だ。E2狙いかな?
続いてX-Tシリーズ
X-Tシリーズには上級機種のT1(防塵防滴だったりする。いいなー)、中級のT50などあるが、大きさからして小型のエントリー機が僕の対象だ。
X-T30 / X-T20 / X-T10 のスペック比較表 - 機材比較ツール / かめらと。
「X-T30 III」と「X-T30 II」の外観やスペックの違い - とるなら
まず、無印の30と30 llの違いは小さく、モニター程度。llとlllの違いはRAW撮影ができるかと、動画が強化されたことで、どれも僕には関係ない。
次に10から30の違いだが、10は1600万画素、20は2400万画素、30は2600万画素。
連写や感度が強化されているが、僕はどれでもOK。
Tシリーズも手ぶれ補正は搭載していない。大きさ重さは誤差の範囲。
20/30はタッチパネルでモニターも強化されてる。ファインダーはどれも同じだ。上の比較表では30には視度調節がないことになってるが、ちゃんとある。
フィルムシミュレーションは20/30とだんだんモノクロが強化されてる。
ざっくりこんな感じで、僕にはどのモデルでも大丈夫、値段次第だ。
EかTか?それが問題だ
今度はEシリーズとTシリーズの違いだ。
デザインの方向性が違うだけで、中身はほとんどいっしょと言っていい。あとは好みだ。
実用性で言えばTシリーズ。グリップもしっかりできるし、ファインダーのアイカップも大型で光漏れもなさそうだ。反面、大型のアイカップは携帯の邪魔になりそう。
見るたびにうーんと首をひねっちゃうのがペンタ部。もはやペンタプリズムなんか中に入ってないんだから、そんなのいらないでしょうと思う。これ、X-Tシリーズに限らない。他社のミラーレス一眼もなぜかペンタ部がある。
EVFを格納してるんだろうから、仮面ライダーの複眼とかウルトラマンの目とか、ここにドーンと置いたらどうですかね? 意匠としての意味のなさはどっこいでしょう。
レトロデザインとやらで残してあるらしいんだけど、他社も軒並み残しているから差別化どころか同調圧力である。
Eシリーズは出っ張りがないためにグリップが弱く、あちこちで文句を言われてる。ファインダーのアイカップも小型で、光漏れでファインダーが確認できないことがあるそうだ。うーん、携帯しやすいのはいいが、痛し痒し。
ペンタ部をなくすだけでこれだけデザインがすっきりするんだから、Tの方もなんか考えればいいのになー。
それで、なにをどうする
今のところコンパクトカメラは二番手で、X-T30かX-Eにしようと思う。
ちょっと調べてみると、T-30シリーズもX-Eシリーズも意外と弾がない。中古市場が品薄なのだ。買うと決めた時に手ごろな値段で程度のいいやつがあったら、そっちのカメラを買うことになりそうだ。

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