2026年10月30日金曜日

■■貧乏人のGR 完結編■■

■■貧乏人のGR 完結編■■

 「 貧乏人のGR 」の続きである。iPhone8をカメラとして使うことにした。

カメラアプリの条件

 カメラとして使うなら、デフォルトのカメラアプリでは役不足なので、まずはカメラアプリ選びから。

 カメラアプリの条件は、余分な「フィルムカメラ風」などの加工をしないこと、3:2で撮れること、露出補正値を数値で確認できること、無料か低料金であることの4つである。

 あ、もう一つあった。条件と言っていいのか、インストールするのがiPhone8なので、iOS16という古いOS。最新のアプリは入らないことが多いのだ。ゆえにiPhone8にインストールできることが隠れ条件だ。

 ちなみに言うと、これまでiPoneで料理写真とメモ写真以外の写真を撮らなかったのは、ファインダーがないからだ。ファインダー、大事なのよ、僕の中で。でも、今回はファインダーのないGRの代わりなので、この条件は外れるのだ。

条件1 加工はいらない

 最近の流行りは「エモい」であって、フィルム風やら古いコンデジ風やらに写真を加工するのがよろしいとされている。

 ぼくにはいらない。加工しない、普通に写真が撮れればそれでいいのだ。流行りのせいで、検索して表示されるアプリは軒並み加工アプリで、普通に撮れないものはどんどん除外した。

 これでいっぱい外れた。

条件2 3:2で撮れること

 この条件に一番苦労した、というか自分の中でモメた。事の顛末は「 ■■TVじゃないのよ写真はハッハー(中森明菜風)■■ 」に書いた。

https://penguin-19.blogspot.com/2026/10/tv.html

 3:2で写真を撮ることに、かなりこだわりがあるのだ。

条件3 露出補正値を確認できること

 たいていのカメラアプリで露出補正はできるが、それを数値で確認できるものは少ない。数値でなくモニタを見て感覚で明るさを決めると、失敗することがある。モニタの表示は周囲の明るさによって変化するので、そこを見ながら補正した明るさは、当たりの明るさとは限らない。見かけの明るさでしかない。そういった「見え方」に騙されずに補正値を決めるために、補正値を数値で確認できることは大切なんである。

条件4 無料か低料金

 出発が「貧乏人の」であるので、高いお金を払うと本末転倒だ。ここは譲れない。貧乏だし。ちくしょー。

アプリは決まった

 上記の条件を(一応)クリアして残ったのがProShotとvarlensの2つのアプリだ。

 ProShotは3:2にした場合、ビューファインダーの上下に絵柄を確認しにくい領域ができるのが最大の欠点。Varlensは露出補正がやりにくいのが欠点。

 ぐぬぬぬとなっていたのだが、「 ■■TVじゃないのよ写真はハッハー(中森明菜風)■■ 」で書いた通り、昔は絵柄を全部確認できないことを楽しんでたじゃんと思い出した。これが決め手になって、アプリはProShotで決まり。

月に変わってメイクアップ!

 透明スマホケースとGR柄のカバーで貧乏人のGRが誕生したのは前章の追記で述べた。メイクアップはさらに続く。

 カメラアプリの選定中、どうも縦構図で撮っていることが多いのに気がついた。もしかして、iPhoneの構え方に引っ張られてない? という疑問が浮かんだのである。ならば横持ちしやすいようにすれば良い。解決策としてグリップをつけようと。

 調べてみると、iPhoneにカメラグリップをつける商品は結構ある。最安はダイソーのワンハンドシャッター550円だ。高いものは万単位まであって、ケース一体型でバッテリーも兼ね備え、交換レンズまでつけられる。こっちは貧乏人なんだよ、シャー!

 スリーコインズで1980円で売られている「マグネットワンハンドシャッター」というやつにした。名前通りMagSafe対応で磁石で着脱できるから。ダイソーのやつは上下でスマホを挟み込み、着脱が面倒そうなので避けた。ただし、どちらまいかにもプラスチックでかなり安っぽい。

 まずはこれまでのスマホケースをMagSafe対応に変更だ。amazonで透明でMagSafe対応のものを購入。664円だった。ところがよその家に誤配されて、なんだかんだあって2個手元にある。着せ替えケースとして、GR柄を加工してレンズの位置をMagSafeと合わせてみた。



 次は安っぽいワンハンドシャッターをデコる。プラスチック剥き出しのグリップを覆うための合皮シール480円をこれもAmazonで。

 色を塗るためのプラモ用のペンをシルバーと赤、ダイソーでそれぞれ110円。

 レンズに見せるためのジャンクUVフィルターをフジヤカメラジャンク館で120円。

 これでワンハンドシャッターに色を塗り、グリップにシボ革を貼り付け、レンズに見立てたジャンクUVフィルターのケース(UVフィルターではなく、ケースがMagSafe部分にピッタリはまった)を取り付けて一応完成。



 まだ弄りたいのだが、僕の腕では無理。色ははみ出すわ、フィルターケースを着脱してたら色が落ちるわ、いろいろ無理。

効果は抜群

 グリップを取り付けた効果は抜群で、無意識に縦構図を取るようなことはなくなった。普通に構えると自然と横持ちとなる。狙い通りだ。

 狙い通りでなかったのはProShotは音量ボタンでシャッターが切れないことだ。この機能がないとグリップのBluetooth接続のシャッターが効かない。ま、この点は大した影響はない。画面のシャッター押せばいいし、右手親指で押せるから。

 とりあえずこれで僕の「貧乏人のGR」の完成だ。不満が出てきたらその都度対処していこう。

追記

 ProShotは音量ボタンでシャッターが切れないと書きましたが、これは間違いでした。切れます。

 Appleがこの機能をサードパーティに正式公開したのはiOS17.2からだそうで、それ以前のOSでは動作が不安定になるそうです。iPhone8の最終OSは16なんです。誤解した原因はこれですね。

 作者さん(Rise Up Games)に情報をいただきました。御礼申し上げます。

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